出張した中で、今までもっとも厄介だったのがメキシコです。
という訳で、私の飛行機移動で最大のトラブル事例紹介です。
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搭乗ゲートはどこよ?
メキシコで一仕事終えた私は、アメリカ(デトロイト)に戻ることに。
アメリカのダラス空港経由でのフライトだったのですが、メキシコの飛行機が天候の影響で2時間遅れ。
ダラスに到着した時間は、デトロイト行きのフライト20分前。
ダラス空港も、フライトの変更が至る所で行われており、ゲートが次々と変更になっていて、みなさん混乱状態。
スマートフォンの情報と、空港の電光掲示板の情報が食い違っており、スタッフに聞いても調べるのに時間がほしい、と言われる始末。
その時、デトロイト行きの飛行機のゲート位置を知らせるアナウンスが。
猛ダッシュするも、間一髪搭乗時間に間に合わず。 スタッフに交渉しましたが、すでにドアが閉まったのでこれ以上乗せることはできないと言われました。
結局、フライトを後発のものに変更してもらい、デトロイトに到着したのは深夜1時。
移動で1日かけたメキシコ出張でした。
この事例は、仕方のない事で誰も悪くないです。 臨機応変に対応するしかない事例でした。
コネクションで航空会社が異なる場合
私の出張スケジュールは、下記のような感じでした。
1日目 :メキシコシティで取引先と打ち合わせ
2日目 : アグアスカリエンテスにて別の取引会社と打ち合わせ
3日目 : デトロイトへ帰る
私は、フライトスケジュールを下記のように組みました。
1日目 : デトロイト→メキシコシティ (デルタ航空)
2日目 : メキシコシティ→アグアスカリエンテス (Aeromexico)
3日目 : アグアスカリエンテス→メキシコシティ (Aeromexico)
メキシコシティ→デトロイト(デルタ航空)
打ち合わせがあるので、フライトチケットを別々で取りました。
皆さんは、これから起こるトラブルを予想できますでしょうか?
3日目のデトロイトへ戻る日、アグアスカリエンテス空港に到着すると、人がたくさん搭乗ゲートで待っていました。
またもや悪天候でフライトできないとのこと。いつ飛行機が飛ぶかわからないまま3時間経過。
やっと飛べるとのことで機内に。 この時点で、メキシコシティに到着する時間を計算すると、デトロイト行きのフライト時間ぎりぎり。
メキシコシティに到着するなり猛ダッシュでデトロイト行きの搭乗ゲートに向かいましたが、ゲートチェックのスタッフにもう間に合わないから通過できない、っぽいことをスペイン語で言われました。
英語で話すよう要求しましたが、英語が話せないようでラチがあきません。
あきらめてデルタ航空のカウンターに行って、チケットを変更してもらうように並びました。
この日はサンクスギビングの前の日。航空カウンターは思ったより多くの人がいて、30分くらい並びました。
デルタ航空のカウンタースタッフに、もともとのチケットとパスポートを渡すと、ここでトラブル。
すでに今日のデトロイト行きのフライトは満席で行くことができない、それに私のフライトは乗り遅れたため無効です、こちらではどうすることもできないので、Aeromexicoカウンターに行って問い合わせて下さい。だって。
言われるがままAeromexicoのカウンターに。 こちらも人が多く、また30分くらい待たされました。
やっと私の番になると、Aeromexicoのフライトが遅れてデトロイト行きのフライトを逃したこと、デルタ航空のカウンターではどうすることもできないことを話しました。
が、そんなことをこっちに言われても困る、次にあなたが乗るのはデルタ航空なのだから、デルタ航空でなんとかしてもらうしかない、と言われました。
この時、私は何が何だかわからなかったのですが、
後で考えてみると、そもそもこの出張のフライトチケットを別々に購入したことが、事の発端だったのです。
もしフライトチケットを一連で購入しておけば、デルタ航空とAeromexico航空の連携が取れ、フライトが遅れた場合でもいずれかの航空会社がカバーしてくれる仕組みなのです。
そんなことはつゆ知らず、私はこの時奔走していました。
結局、またデルタ航空のカウンターに並び、
アトランタ経由だったらデトロイトに今日中に帰ることができる、ということを言われ、その手続きをとることにしました。
しかし、すでに遅れた分のチケットの差額ではなく、新規で航空チケットを購入しなければならない、と言われ、泣く泣くフライトチケットを購入しました。(1200ドル。。。)
1200ドルを惜しんでメキシコシティに一泊する手もありましたが、サンクスギビング前日のホテルはどこも満室、しかも次の日から家族旅行が控えていたので、なんとしても帰りたかった次第でした。
まとめ
メキシコ出張、おそるべしです。
フライトチケットは、往復で必ず購入しましょう。
片道ずつのフライトチケットは、絶対に購入してはいけない、と心に誓いました。