アメリカで外出する時の注意点


私の週末は、子供を公園やショッピングモール内のプレイグラウンドへ連れていくことでした。
ミシガンでも田舎の方に住んでいましたので、専ら移動は車で、十分遊んだ帰りにはスターバックスに寄って、コーヒーとジュースを買います。
ドライブスルーがすごく混んでいて、いつも注文しても何言ってるかわからないし、うまく聞き取ってくれることも少ないし、、、 店内を見ると、お客さんが1人しかいませんでした。 ただ、後部座席では子供がスヤスヤ寝ています。
こんなとき、あなたならどうしますか?
店内に行けば、たどたどしい英語でも、最悪メニューを指さすだけでもオーダーできるなぁ。 子供は寝ているから、ちょっと置いて行っても起きないだろう。
と思ったあなた、かなりやばいことになりますよ!
ちょっと子供を車に置いて、、、
私の話ではありませんが、実際にやばい現場を見てしまいましたので、一部始終をお話しします。
私は、いつもように子供を連れて遊びに。 ちょうどこの日は妻も一緒で、帰りにコーヒーを買いにスタバに寄りました。
子供が寝ていたため、妻が店内にコーヒーを買いに。
店内はすごく混んでいて、なかなか出てきそうになかったので、携帯ゲームをすることにしました。
すると、私の隣に車が1台駐車してきました。
乗っていたのは中国人で、お父さん、子供(3歳くらい)でした。
運転していたお父さんが、コーヒーを買いに店内に。 子供は寝ていたので、車内に置いていきました。 車のエンジンはかけっぱなし。
ここまで聞くと、日本ではよくありそうな話です。 問題はここからです。
その車の隣にも1台の車がきました。
そこから出てきたのは、アメリカ人のおばちゃんでした。
中国人が駐車した車を見るなり、子供が寝ているのを発見。
おばちゃんは、自分の車の中に入り、なにやら電話をしています。
5分もしないうちに、救急車、消防車、パトカーが到着。
中国人の車を取り囲みました。
肝心の中国人は、というと店内でオーダーをとっている真っ最中で、外の様子には気づいてないようでした。
おばちゃんと警官が話していると、ようやくコーヒーを片手に持った中国人が騒動に気付きました。
子供が誘拐でもされたと思ったのか、せっかくのコーヒーを放り投げ、車の方へ走ってきました。
ようやく状況を理解した中国人は、なにやら口論のような感じになりました。
最終的には、出頭するか罰金を払うようなことを言われていました。

中国人がその後どうしたかはわかりませんが、同じような経験をした日本の友人に話しを聞くと、
子供を車内に置いてどこかに行くと、育児放棄や最悪の場合は殺害の動機があったのではないかと疑われ、重罪に課せられる可能性があるとのこと。
エンジンをかけているから車内の温度は大丈夫、と言い訳しても、
もしエンジンが突然切れたらどうするの? と言われたら返す言葉もありません。
実際、エンジンが突然切れることなんてない! と反論しても、じゃぁ窓ガラスを割って誘拐されたらどうするの? と切り返されます。
当人は、500ドル程度の罰金で済んだようですが、アメリカでは何があるかわからないので、ちょっと面倒でも子供は連れて行くべきですね。
まとめ
今回の事例を読んで頂いた方、意外だなぁと思われた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
私のそのうちの1人で、この経験をしなかったら、別の機会に中国人と同じようなことをしていたと思います。
人の振り見て我が振り直せ、ですねw
アメリカで生活していく上で、日本とは違う文化がまだまだありますので、どんどん紹介していこうと思います。