アメリカって怖い?!何でこれが訴訟になるの?

 

アメリカは訴訟大国だと言う人もいるけれど、本当かなぁと思っていました。

昔、マクドナルドのコーヒーが熱くてやけどしたお客が、マクドナルドを訴え、さらにお客の方が勝ったとか。 それ以降、コーヒーのカップには熱いから気を付けて、と表示を入れたんだよ、と聞いたことがあります。

なんだか、やくざみたいな世界ですね。

 

今回は、「え?なんでこんなことが訴訟になっちゃうの?」 と思った事例を紹介します。

 

郵便配達にて

これは、ある1戸建てに住んでいる人(Aさん)の体験談です。

その人は、ミシガン州でも田舎の方に住んでいました。

ご存じの方がいらっしゃると思いますが、ミシガンは11月から4月はとても寒いです。

時にはマイナス20℃にもなるときがあります。 

当然、雪が降ると溶けませんので、塩をたくさん撒きます。

塩を撒くと、シャーベット状になり、夜は凍ります。 とても危ないです。。。

 

前段が長くなりました。 ここから本題です。

クリスマスの季節、朝から雪が降っていました。

Aさんは、昼と夕方の2回、スコップで自宅駐車場から玄関、道路に面したポストの周辺まで、ちゃんと除雪をし、塩を撒きました。

幸い、夕方には雪が止み、地面も見える状態になっていました。

夜は気温がぐっと下がり、塩で溶けた雪が固まりました。

 

次の日。 「ピンポーン」とチャイムがなったので、玄関のドアを開けました。

そこには、郵便配達の人が荷物を持って立っていました。

しかし、郵便配達員はすごく怒っています。

Aさんは、「どうしましたか?」 と尋ねると、

配達員、「あなたのポストの前に荷物を置こうとしましたが、足が滑って転んで怪我をしました。 病院代を払ってください。」

 

Aさんは、「あなたが勝手に転んで怪我をしたのでしょ? 私には関係ないわ。」

というと、配達員は、「あなたを訴えます。」と言って帰っていきました。

 

後日、裁判所からの出頭命令がきて初めて、本当に訴えられたことを知りました。

Aさんは、必死に抗議しましたが、

結果は、郵便配達員が勝訴しました。

 

私は、これを聞いて、かなり大きい声で 「おかしくないですか!!?」

と言ったのを覚えています。

だって、配達員が勝手に転んで怪我しただけだし。 これで勝てるのなら、訴えたもん勝ちだと。

 

どうやら裁判では、こんな話をされたそうです。

Aさんは、除雪後、塩撒きました。

塩も撒いて、雪を溶かしました。

夜には溶けた雪が凍りました。 

    ここまでは、特に問題になりませんでした。

問題となったのは、家そのものでした。

ポストは、道路(公道)より1メートルほどAさん家の敷地に奥まって設置してありました。

そのため、配達員はAさん家の敷地に入らなければ荷物を置くことができない状況でした。

もしポストがもう少し公道側にあったら、Aさん家の敷地内で転ばずに済んだということです。

 

Aさんは、よかれと思って除雪をし、塩まで撒いて雪が積もるのを防いだのに、それが完全に裏目にでてしまいました。 言わば、地面をツルツルにして、配達員を転ばせる罠をつくってしまったようなものです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

よかれと思って頑張ったことでも、裏目にでてしまうことがあるんですね。

相手の気持ちを考えること、相手の受け取り方を考えること、とても大事だと思います。

玄関で配達員と会った時、ちゃんとケアしていればまた違った話になっていたのではないかと思います。

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